アドエビス業種別統計シリーズ第一弾 -不動産編-

記事では詳しくお伝えできない内容を、ホワイトペーパーにてお渡しさせていただいております。ご希望の方は、アドエビス公式サイトのノウハウ(ホワイトぺーパー)WEBフォームよりお問い合わせくださいませ。

WEBマーケティングって、様々な数値を計測できるのに、意外と閉鎖的だとは思いませんか?
「結局ウチのCVRって良いの?悪いの?」なんて、わからなくなってしまうことも多々ありますよね。

そこで、累計5000アカウントを超える導入実績をもつ「広告効果測定システム アドエビス」の統計データをまとめ、悩めるマーケターの皆様に少しでも参考にして頂けるようなデータをお届けしようと企画しました。
今後、数回に分けて、業種別の統計データをお送りしたいと思います。

但し、ご存じのとおり、マーケティングは様々な要素が絡み合って成り立つものであり、当然、本分析のデータをそのまま比較することができるわけではありません。
また、どのメディアが良い悪いと評価するものでもありません。あくまでも参考値レベルでしかなく、この記事をきっかけに「データって面白そう!」「自分達でも数字を触ってみよう!」と少しでも思って頂けることを目的としております。

計測仕様

2012年8月のペイドメディアを対象としたデータを、メディアタイプ別に分析。 以下の5種類に分類。

※本データはあくまでも統計データであり、各メディアのデータを保障・評価・位置づけるものではありません。 ※本データの流入クリックスルーCVを対象としております。 ※本データのCVは直接コンバージョンとなります。

各社どんなメディアを出しているのか?

やはりリスティング広告は全てのクライアントで実施されていました。
個人的な感覚値としても、リターゲティングの勢いは各社とても加速していますね。

ポータルサイトが約4割というのも、不動産業界ならではのことかもしれません。

 

流入貢献度の比率はどうなっているか?

利用しているメディアタイプ別に、サイトへ流入してきている貢献度をまとめました。やはり役割の違いが数字に出てきており、検索連動とターゲティングがそれぞれ4割ほどを占め、そのあとにノンターゲ・リターゲティングと続いています。

ここで言えることは多ければ良いというわけではなく、メディア毎の役割を理解し、適切なプランニングをおこなうことが重要と言うことです。
例えば、リターゲティングの比率が異常に高かったりする場合は、リスト再設計やフリークエンシーキャップの見直しによって費用対効果を高められる可能性があります。

 

コンバージョンの貢献度はどうなっているか?

流入貢献度の次はコンバージョンの貢献度になります。
メディアタイプ毎に貢献比率を出したところ、流入の貢献度と少し差が出てきました。
リターゲティングの流入貢献度が約6%に対し、コンバージョンの貢献度は約12%まで増えています。

これはクリックベースの直接効果(CVの直前にクリックされた広告)のため、一概に「リターゲティングは効果が良い」とは言えませんが、メディア毎の役割として、皆さんのメディアプランの参考として頂ける結果かと思います。

 

まとめ

広告手法出稿確率順位流入貢献比率順位CV貢献比率順位
検索連動型広告100%139%234%2
ターゲティング88%239%141%1
リターゲティング51%36%412%3
ノンターゲティング47%412%34%5
ポータル37%54%59%4

今回ご紹介した3つのデータをまとめ、あえて順位を付けると上記のようになります。
自分の会社やクライアントと比べてどうだろう?と思ったクライアントさんや代理店さんは、ぜひ比較するためにデータを触ってみてくださいね。
※しつこいようですが、この結果によってメディアタイプ毎の評価をするのではなく、それぞれの役割を再考し、最適なメディアプランを組み立てるための参考にして頂けると幸いです。

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